昨夜、NO@TB戦を観ていて、LBラボンテ・デービッドのプレーが素晴らしかったので、少し。

TBのランD#は、現在3位。

ヴィタ・ヴィー、ダムコング・スーといったIDLが強烈なのもありますが、やはりデービッドとLBホワイトの活躍があるから、ここまでランD#がいいのでしょう。

デービッドは、相手OLが開けた穴にスッと入ってきます。そのスピードがスゴい。

そして、確実なタックル。相手ランナーをしっかりと倒します。

LBに求められるスキルをしっかりと兼ね備えているように思います。

振り返ってPatsのLBはどうか。

いま、Patsで一番良いLBはベントリーでしょう。

今シーズンはウェイトを落としたのでしょうか? スピードがアップしているように思います。それとも思い切りが良くなったのでしょうか。

タックルも良くなって、しっかりと仕留めているように思いますね。

昨シーズンは横の動きが物足りず、あっさりと横を通って抜かれることがありましたが、今シーズンはそういう場面があまりないような。成長著しく、できれば再契約して欲しいですね。

問題は、その他のLB陣。

まず、LBハイタワー。

このブログでは再三取りあげていますが、とにかくパフォーマンスが悪い。

ハイタワーはどちらかというとパワーに勝ったタイプで、ブロックされても押しのけてタックするパワーがありました。

ところが、今シーズンはそういったシーンはほとんど見られず。パワー不足が明らかです。

彼の場合は、ケガが多くなって、ウェイトを落としたのが、むしろ悪かったでしょうか。

LBヴァン・ノイはとにかくタックルミスが多い。ランストップのあてになりません。

LBコリンズはプレーにムラがある。良いプレーもあれば、そうでないプレーも。ランナーを追っかけてタックルするようなタイプではないですし。

OLBはジュドンやウィノビッチがいますが、PatsのD#は彼らをインサイドに起用することはありません。

彼らはEDGEとして、パスラッシュとカバーに専念しています。

PatsのD#は、OLBにより両サイドからラッシュさせて、DLで相手OLにしっかりと対峙し、ILBに穴を潰させるかタックルさせ、Sがサポートに回るというのが基本スキーム。

当然、負担が大きいのはDLになるので、DLはローテーション、ということになります。

TBは、JPPやバレットらOLBがインサイドからラッシュをかける場合があります。この点がPatsと違いますね。

Patsの場合は、上記のようなスキームを用いることにより、しっかりとコンテインしようとしています。

現状はうまくコンテインしています。しかし、LBが弱いので、インサイドからランが進まれてしまうのです。

自分がPatsの相手チームのDCだったら、ハイタワーのいる側のランプレーを使うよなぁ、と思うほどに。

ちなみに、2019年シーズンのタックル数は、コリンズ、ハイタワー、マコウティー、ヴァン・ノイと続きます。

ところが、今シーズンは、ダガー、ベントリー、フィリップス、ジュドンとなります。

2019年シーズンはLBの3人が活躍していたので、ランD#は6位でした。

ところが、今シーズンはここまでで24位。

今シーズンはともかく、じゃあ、来シーズンはハイタワー、コリンズ、ヴァン・ノイが復活するかといわれれば、うーん、と思います。

本当は、今シーズン、ウチェとジェニングスが活躍して、世代交代をして欲しかったのですが、2人ともケガがち。

来シーズン、FAにしろ、ドラフトにしろ、柱となるILBの獲得は待った無しです。

ベントリーがケガをして、次のBUF戦はどうなるでしょうか。ランO#に強みのない相手で助かったでしょうか。

スポンサードリンク